冬の陽だまりが暖かく感じる今日この頃です。
12月1日もそんな冬の日差しが暖かい1日でした。
北新地「天麩羅とお蕎麦 三輪」の名前の由来の一つとさせていただいている
三輪明神 大神神社
永らくお酒の業界に携わってまいりましたので、神のご加護がありますようにと、お酒の神をお祀りする三輪明神から名付けさせていただいております。
大和国の一の宮、大神(おおみわ)神社は、
奈良盆地の東南にある円錐形の秀麗な山、三輪山(標高467m)を御神体とし日本最古の神社といわれています。
祭神は大物主大神で大己貴神(おおなむちのかみ)と少彦名神(すくなひこなのかみ)を合わせて祀ります。
拝殿は寛文四年(1664年)四代将軍徳川家綱が再建したもので重要文化財に指定されています。
拝殿の奥正面には「三ツ鳥居」と呼ばれる大小の鳥居三つを一つに組み合わせたような形の鳥居があり重要文化財に指定されています。
この「三ツ鳥居」を通して三輪山を拝む古代の神まつりの形を今に伝えています。
大三輪の神様は国造りの神として、また医薬、酒造、方除等人間生活全般の守護神として、大和の国一の宮、三輪明神として、地元では「三輪さん」の名で親しまれ近年はパワースポットとして若い人たちにも人気を集めています。
三輪の町はこの大神神社とその摂社、末社などを中心に門前町として、その歴史文化の風合いを残した町並みが残されています。
その大神神社と摂社の注連縄は
岸和田の照友神社
”なんで奈良の三輪山大神神社の大注連縄が、岸和田で?
実は大神神社の分社は案外少なく、その一つが三輪明神照友神社なのです。
厳しい修行を積んだ照友神社の初代宮司さんが、これを認められ、
遡ること55年前(昭和29年)、大神神社から大注連縄の謹製作業を託されたとのこと。”
https://kishibura.jp/blog/umeda/2010/12/post-179.html
で、今回で67回目だそうです。
すごいですね
上林も今回で2回目
お祖父さんや伯父や父もずーとお手伝いしてたのです。
穀潰しの私でもありますが、
やはりこの歳になると何かお手伝い出来ることはしないとなと言う気持ちにもかられ
昨年の独立を機会にお手伝いさせていただいております。
まずは素晴らしい藁からです。
こちらの藁は
”日本で一番の山田錦を求め、特A地区産の山田錦の中でも
毎年最高の山田錦を栽培収穫する加東市秋津の生産者『都倉氏』にお願いし、
への字型栽培法、有機肥料、稲木掛け乾燥で栽培しました。”
http://www.taturiki.com/osake.html
龍力 米のささやき 秋津
純米大吟醸酒に使われている山田錦の藁なのです。
この贅沢なお酒を醸す山田錦の藁もやはり素晴らしく強い!
しなやかに柔らかく そして「長い」
長さが重要なのですね、
酒造好適米は飯米に比べ長桿のものが多いです。
稈長(かんちょう・茎の長さ)は105cm。この上に穂が実っていきます。全体で125cmくらいになるので、非常に背の高い品種といえる。
「昔から『酒米を買うなら、土地を見て買え』と言われてきました。神戸市の北側には、神戸層群、大阪層群という地層があります。この土壌はミネラルが非常に豊富な粘土質で、石や礫(れき)が出てきません。よって、稲の根を深くまで伸ばすことができるため、米づくりにはたいへん適した土地なんです。
また、県の南部は非常に温暖で、標高50~150mの山間地においては気温の日較差が大きいので、米が育ちやすい気候といえるでしょう」
そんな大地で最高の職人の手で育て上げられた
『山田錦』
その藁で仕上げる注連縄なんかロマンありますね。
龍力のお酒もご用意してますのでこの冬は燗酒でいかがでしょうか?
そんな藁を三輪明神 大神神社の権禰宜が祝詞をあげお清めします。
脱穀し終わった藁をもっと脱穀して整えます。
整えた藁は美しい
両サイドに杭を打ち込み
杭に藁でできたロープを渡します。
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渡したロープを軸に藁を巻いていき
針金でしっかりと巻いて締め上げていきます。
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伯父もハッスルです80超えてるはずなのに
注連縄の長さや太さは場所により違います。
上林家チームは摂社の狭井神社担当です。
こちらを3本仕上げ
編み上げて行きます。
編み上がったら仕上げにカットして完成です。
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一日仕事!
みなさまお疲れ様でございます。
取りまとめされてる方の一声で60名くらいの方がバーっと動くのですから
棟梁って感じです。
2回目のお手伝いですがずーっと造られている方はやはりすごいですね!
頭がさがる思いです。『67回』欠かすことなくですから!
こーやって伝統というものは続くのですね!
岸和田の街の特性もあると思いますが
だんじりで培ったチームワークは半端ないですな
”12月8日(日)午前11時半ごろ(奉納奉告祭終了後)よりの予定
新しい年を目前に控えた第2日曜日の12月8日、三輪さんの冬の風物詩である「大注連縄の飾り付け」が行われます。この「大注連縄」は、崇敬団体である岸和田市の「照友会」により、昭和29年から毎年欠かさず、奉納されているものです。
最大のもので長さ6・5メートル、太さ1メートル、重さ350キログラムもあります。
早朝、拝殿前斎庭の大注連柱用をはじめ4本の大注連縄が、大型トラックで岸和田を出発し、二の鳥居に到着すると、神職のお祓いを受け、そこから50名近くの会員の手で拝殿前まで運び込まれます。
続いて拝殿で「奉納奉告祭」が執り行われた後、ご参拝の方々にもお手伝いをいただき、正面の大注連縄が取り替えられます。
皆様方も是非、この行事にあわせてお参りいただき、引き綱を引いて大注連縄の飾り付けに参加されてはいかがでしょうか。”
http://oomiwa.or.jp/info/annai/2019_ooshimenawa_info/
来週、上林も奉納お手伝いさせていただく予定です。
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北新地「天麩羅とお蕎麦 三輪」