気温もグッと下がり秋を感じます今日この頃です。
街角では秋祭りの地車のお囃子も風に乗って聞こえてまいります。
さて、北新地「天婦羅とお蕎麦 三輪」では天婦羅とワインのアッビナメントについてお伝えしてまいります。
まずは、「アッビナメント Abbinamento」って何?というところですよね。
「マリアージュ Mariage」は最近よく聞きますが「アッビナメント Abbinamento」は聞かないですね。
アッビナメント≒マリアージュみたいな関係ですが、
「マリアージュ Mariage」は料理にあうワインを考える
「アッビナメント Abbinamento」はワインから料理を考えるような違いがあるようです。
マリアージュはフランス語 アッビナメントはイタリア語なので
単にフランスワインならマリアージュ イタリアワインならアッビナメントという使い方でも良いかもしれません。
冒頭に戻りまして
北新地「天婦羅とお蕎麦 三輪」では天ぷらとワインのアッビナメントについてお伝えしてまいります。
アッビナメントなので
北新地「天婦羅とお蕎麦 三輪」ではワインと天ぷらのアッビナメントという表記が正しい使い方かもしれませんね。
「天婦羅とワインは白ワインでしょ」
みたいなお声もちらほら聞こえて来そうではありますが赤ワインでも美味しく食べれる素材は多いです。
今、使っている食材では鰻や穴子は脂分が素材自身に上質な脂分が赤ワインにも良く寄り添います。
上林自身ワインとの相性を考えるときは素材自信の油脂がどのようなタイプのものなか注目してワインを選びます。
確かに上質な白身の鱚などには赤ワインは不向きかもしれませんが
素材によってはピンポイントで赤ワインも美味しいはずです。
一番重要なことですが、
ご自身が一体何を飲みながらお料理を食べたいかとイメージングすることが一番大事で、誰かから押し付けられたものではなく瞬間的に湧き上がるイメージを大事にされたほうが良いでしょう。
とは言っても
「何か方程式みたいなのないの?」
考えてしまうので
上林はこう考えております。
素材の持つ油脂分をワインの酸味で切るのか渋みで流すのか
大まかに言うとこのような感じです。
白ワインの重要な要素は酸味と甘みのバランス
赤ワインはそこに渋みをプラス。
ようはバランスですよね、何事も
写真の赤ワインは
http://www.altolivello.jp/sv.html
イタリア トスカーナ州
サンジェルヴァジオのキャンティ・リゼルヴァ2015年
です。
こちらの赤ワインはアルコール分14%とパワフルながらも酸味がしっかりと残っているため鈍重になりがちなワインに軽快感とリズム感を与えてくれます。
何事もバランスですね。
そんな美味しく感じるバランス感覚溢れたワインをただいまお勧めしております。
季節の変わり目でございます。
くれぐれもお体にはお気をつけくださいませ。
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