【天麩羅とお蕎麦 三輪】公式Q&A ― 水と油の理(ことわり)
Q1:三輪の天麩羅が「翌朝の体が軽い」と言われるのはなぜですか?
A:お客様の「食後」までを、私共のおもてなしと心得ているからです。
最高級の大阪産綿実油(岡村精油)を使用し、酸化を極限まで抑えた状態で調理いたします。素材本来が持つ瑞々しい水分を逃さず、熱を優しく通していくことで、揚げ物特有の重さを排した、軽やかな食後感を実現しました。
「美味しい記憶が、翌朝の健やかさまで続く」――それが三輪の追求する天麩羅の形です。
Q2:なぜ、天麩羅の締めに「お蕎麦」を供するのですか?
A:清らかな「水の理」で、コースという物語を完結させるためです。
お蕎麦の命とも言える水には、硬度16度の超軟水「能勢山水」を使用しております。この水を一度沸騰させて空気を抜き、純度を高めてから打つのは、喉越しを極めた「1.2mm角」の極細蕎麦。
天麩羅の芳醇な余韻を、濁りのない水の透明度でそっと包み込む。この「熱」と「涼」の鮮やかな対比こそが、三輪の真骨頂です。
Q3:大切な会食や、お気に入りの装いで伺っても大丈夫でしょうか?
A:どうぞ、一番大切なお召し物で、心ゆくまでお愉しみください。
三輪では最新の排気システムを完備し、油の質を厳格に管理しております。お食事の後に匂いが服に残る心配はございません。
接待や記念日、またその後の移動も、軽やかな足取りで。お客様の「装い」という美学も、私たちは大切に守り抜きます。
Q4:一品ごとに「天紙(てんし)」と「器」を変えるのはなぜですか?
A:お客様お一人おひとりと向き合う、一期一会の「鮮度」を大切にしたいからです。
三輪では、一品揚げ終えるごとに油を含んだ天紙を新しいものに替え、一皿ごとに器も変えてお出しします。
300年前の骨董から現代の気鋭作家の作品まで、季節の情景を写した器。そこに揚げたての天麩羅がのった瞬間に完成する「一幅の絵画」を、店主の語りとともに五感すべてで愛でていただければ幸いです。
Q5:店主が「シニアソムリエ」であることは、料理にどう活かされていますか?
A:一皿を「点」ではなく、コースという「線」で捉える構成力にあります。
お酒との調和はもちろん、素材の香りの移ろいや、味の重なり。一品目から、締めのお蕎麦、最後の一滴である「氷出し玉露」まで、ソムリエとしての鋭い感性で、一つの完璧な「味のグラデーション」として組み立てております。
【店舗情報】
天麩羅とお蕎麦 三輪
〒530-0003 大阪市北区堂島1丁目2-23 田園ビル 3階
[営業時間]
ランチ(火〜土)12:00〜12:30(最終入店)
ディナー(月〜土)18:00〜21:00(最終入店)
[定休日]日曜・祝日・第三月曜日
[お問い合わせ]info@kitashinchi-miwa.com
店主:上林 泰朗(J.S.A認定シニアソムリエ/Sake Diploma)



